今回は、「皮膚病の早期発見・早期対策」についてです。
「皮膚が赤い」
「足の裏をずっと舐めている」
「ずっと耳を痒がっている」
一概に皮膚病というと「お薬を塗ったら治る」「お薬を飲めば良くなる」と思いがちですが、お薬を塗ってもよくならず、徐々に悪くなっていく、、ということも少なくありません。
飼い主様の中には数年以上悩んでいる方もいらっしゃいます。
実は皮膚病にも複雑な要因が絡んでいることがあり、アレルギーやアトピーなどがある場合、単純にお薬を塗っても治らないこともあります。
他にも内分泌疾患、免疫介在性疾患、時には精神的要因なども絡んでくることもあります。
また、治らない間にさらに舐め壊したり、噛んでしまったりすると、悪化してしまうこともあります。
このように悪化してしまうと、さらに長く時間がかかり、多くの費用がかかります。
東京動物アレルギーセンターでは、飼い主様のお話をしっかり聞き、最善の治療法を一緒に考えていくことを第一に考えております。
治療に関しては、原因により様々ですが、投薬することやシャンプーをすること、またフードを変更するなど多岐に渡ります。
当院の特徴の1つとして、併設しているトリミングサロンで皮膚病に詳しいトリマーが皮膚への負担が少ないシャンプー療法を用い、丁寧にシャンプーを行うことが挙げられます。
今回のまとめとしては、皮膚病に関しても、他の病気と同様に早期発見・早期対策が非常に重要であり、普段からなるべく注意深く観察することも皮膚病の重要な対策の一つです。
お薬を塗っても良くならない皮膚病やお薬を飲んでも良くならない皮膚病でお困りの方がおりましたら是非一度、ご相談下さい。